※このお話は長文のため前編後編に分かれております。
前編を見てからの方がより一層物語をお楽しみいただけます。
前編こちら



「よしっそれでは暗黒の魔人討伐へ出発する




「準備はいいか




「ご主人いつでも行けまっせ




「ご主人の剣の腕があれば討伐なんて楽勝や




「ほらあねさんもご主人に激励のお言葉をっ



普段用
まー頑張ってきなさいよ。」



普段用
忘れ物はない?」



普段用
バランスパスタ持った?」




「あっ。」




忘れてました。




「ご主人・・・・・・。」



普段用
「あんたそういうところ抜けてるわね




買ってきます。




(タッタッタ)




「あっバザー行きましたで。」



普段用
「はぁ、あんな調子で大丈夫なのかしら?」



普段用
「だいたい暗黒の魔人討伐なんて危険すぎるのよ。大してプレイヤースキルも持っていないのに。」



普段用
「まったく・・・・・・ブツブツ。」




(じー)



普段用
「なによ?」




「いやー。」




「口ではそないなこと言うてはりますけど。」




「本当は、ご主人のこと心配なんやろ?」




心配心配でたまらんけど、口では強がってまう。」




いじらしいいじらしいであねさん




「ああ、そんないじらしいあねさん・・・・・・たまらん




(すりすりすりすり)



普段用
「きゃぁああ



普段用
(べしっ!!)




「いたぁ



普段用
「はぁはぁはぁ。」




「あねさんそれはあかんそれはあかんでぇ




「これから戦場におもむく者に対して




「そんなんだから、凶暴とか言われてしまうんや



普段用
「もう一発いっとく?」




すまんせんでした。」




「買ってきたぞ




「ん?」




「どうかしたのか?」



普段用
「なんでもないわ!」



普段用
「さっさと行きなさい




「何を怒っているんだ?」




「ワイはなにも知りまへんでー。」




「・・・・・・まぁいい。」




「よし今度こそ出発

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魔法の迷宮にて 


shot_139



「ああ、ご主人。あきまへん、魔人さんごっつう威圧感あるわ




「あねさんの前では意気込んだけれども、実際目の当たりにすると敵わへん気がしてきたわ




「いまさら何を言うか




「確かに威圧感すごいけどぉ。」




「男にはやらねばならないときがあるのよ




「ご主人、口調変わっとる。」




「うるさいわ




「とにかくここまで来た以上、討伐するしかないのだ




もにゅ私の背中お前に預けた




「共に生きて帰るぞ




「まかせてぇな精一杯やらしてもらうわ




「行くぞ






















「はぁはぁ。」




「や、やったで!」




と、討伐完了




「ご主人ーーーーー




もにゅーーーーー




(ガシィ)




「ご主人、ワイは信じておったで




「ご主人となら必ず討伐きると




もにゅよ、お前のおかげだ。




「お前がいなかったら私は討伐 をあきらめていただろう。」




「だがお前が私の力になりたい と言ってくれたからこそ私は頑張れたのだ




お前は最高のしもべ ・・・・・・いや最高の仲間




「ご主人・・・・・・。」




「ご主人ーーーーー



普段用
「お疲れさまー



普段用
「本当に討伐しちゃうなんて。」



普段用
「大したものじゃない




「あ、あねさん




「ワイやりましたで




「こんなワイでもご主人の役に立てたんや



普段用
「本当にねー見直しちゃったわ!」



普段用
「最初はどうなることかと思ったけど。」



普段用
「おめでとう




「あ、あねさん




「あねさーーーーーん




(すりすりすりすり)



普段用
(っ!!)




おいもにゅ なんて羨ましい




「私もまぜるのだーーーー




(すりすりすりすり)



普段用
(っっ!!!)




「ああ、あねさん たまりまへん たまりまへんでぇ




「oh!まんだむ。」



普段用
「あなた達・・・・・・。」



普段用
「いい加減に・・・・・・。」



普段用
「しなさい



普段用
(ドコッォ)




「「ぐふぅ。」」



普段用
「はぁはぁ。」



普段用
「あなた達3日間おやつ抜き!!!」




(・・・・・・。)




(・・・・・・。)




「あ、あねさんの方が・・・・・・。」




「あの女の方が・・・・・・。」




「「魔人より100倍強い 」」